どうも!ゆとーりです。
今回はジョセフ・グエンさんの著書、「考えすぎない練習」を紹介します。
自分が苦しんでいる根本的な原因は何だろう?
そう考えたことはありませんか?
本書では、その理由を単純明快に教えてくれます。
あ、そんな簡単なことだったのね。と驚くこと間違いなしの内容となっています。
•苦しみから解放されたい人
•心からの安らぎを得たい人
•真実を知りたい人
そんな方々にぜひ読んでいただきたい一冊となっております。
それでは早速、書籍の内容に切り込んでいきましょう。
書籍の内容
個人的に重要だと思った部分を簡単に紹介していきます。
苦しみの根本的な原因
私たちの感情は外的な出来事から生まれるのではなく、その出来事に対する私たち自身の考えから生じます。そのため、私たちは自分が考えていることしか感じることができません。
考えすぎない練習/ジョセフ・グエン
ぼくたちが苦しんでいる根本的な理由は、自分が思考しているからです。
つらい、めんどくさい、できっこない、自分は何てダメなんだ、そのように考えてしまっているから、苦しむのです。
同じ時間•経験を共有していても、その捉え方は人によって全然違います。
例えば、家族団欒でバラエティ番組を見ているとき。
子どもたちはゲラゲラと笑って番組を見ています。
一方、その隣でお父さんは取引先の担当者から言われた言葉を思い出して、イライラしています。
このとき、子どもたちとお父さんはまったく同じ場所で同じ経験をしているのに、それぞれがまったく違う人生体験をしているのです。
つまり、外的な出来事(上記の場合、バラエティ番組を見ること)に関わらず、自分の考えていることが自分の感じ方を決めているということです。
これが苦しみの根本的な原因なのです。
「考え」と「考えること(思考)」の違い
「考え」とは、名詞であり、私たちが自然に持っているものです。
「考え」を持つために特段の労力はかからず、どんなものが頭に浮かぶかはコントロールすることができません。
一方、「考えること(思考)」は、自分の「考え」について思考する行為を指します。
「考えること(思考)」は頭の中の「考え」と向き合う行為であり、相当な労力(エネルギー)か必要になります。
ここで、簡単な実験をしてみましょう。以下の質問について答えてみてください。
Q.あなたの理想の年収はいくらですか?
答えが浮かんでくるのをしばらく待ってください。
答えが浮かんだら、その答えに対して考えてみてください。
はい、これで「考え」と「考えること」の違いがわかったはずです。
初めに問いに答えたとき、答えがポンと頭に浮かんだと思います。
それが「考え」です。
「考え」は直感•インスピレーションと言うこともできます。
その後、その「考え」について「考える」ようお伝えしました。
そのとき、どんな体験をしたでしょうか?
「こんなに稼げるはずがない」
「自分は強欲すぎるのかもしれない」
「そんなに稼げる方法がわからない」
など、ネガティブなことを考えたのではないでしょうか。
これが「考え」と「考えること」の違いです。
自分の考えについて思考すると、私たちはその考えについて判断や批判を始め、あらゆる種類の感情的な苦しみを経験するのです。
考えすぎない練習/ジョセフ・グエン
どうすれば考えるのをやめられるのか
考えることを最小限に抑えるにはそれを意識するだけでよく、他には何も必要ないということです。
考えすぎない練習/ジョセフ・グエン
すごくシンプル。
考えることが苦しみの根本的な原因だと理解すると、考えることをやめたいと思うはずです。
でも、考えることをすべてやめるというのは、人間である限り不可能。
僕たちにできるのは、考えることを極力減らす努力をすることです。
では、どうすればいいかと言うと、考えることを少なくしようと意識するだけでいいだって。
これは前回紹介した書籍「反応しない練習」とも通ずるところがあります。
自分が「考えている」ということを意識(ラベリング)する。
そうすることで、思考している状態から抜け出せるのです。
ゆとーりがうなったポイント
恐れずに直感に従え!
私たち人間は、何が起こるか予測できないため、未知のものを常に恐れます。しかし、未知の領域に足を踏み入れて初めて、人生がもたらす無限の可能性を経験できるのです。自分の直感を信じているときに魔法のような出来事や奇跡が起きるのはそのためです。私たちは文字通り、純粋な可能性の領域に足を踏み入れているのです。
考えすぎない練習/ジョセフ・グエン
まさにこのとおりだなと。
何が起こるかわからないから行動しないということはよくあります。
直感では、仕事を変えた方がいいなとか、この人と付き合うのはよくないなとか、こんなことをしてみたいなとか思っているんだけど、一歩踏み出す勇気が出ない。
それはどうなるかわからないという恐れがあるからなんだなと理解できました。
そうこうしているうちに、自分の直感にフタをしてしまって、どんどん直感を感じられなくなり、望む未来が手に入らなくなっていく。
周囲の目線や期待だけに応えようとして、自分がしたいことや叶えたいことをスミに追いやってしまう。
まさに僕自身もそんな状態になっていそうで、そんな状況を打開したいと直感で感じています。
自分の直感を信じて、少しでも行動していこう。
じゃないと一度きりの人生を目一杯楽しむことができなくなっちゃうぞ。
そう自分に言い聞かせているゆとーりです。
ゆとーりの行動宣言
- 「考え」と「考えること」の違いを認識し、「考えること」を減らす
- いま、ここに集中するために、フロー状態を目指す
- 直感•インスピレーションを信じて動く
まとめ
考えることをやめよう。
本書が気になった方は
からどうぞ。