どうも!ゆとーりです。
今回は樺沢紫苑さんの著書、「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」を紹介します。
あなたは人生を楽しんでいますか?
この質問に明確にYES!と答えられる人は少ないのではないでしょうか。
本書は人生を楽しむために必要な「遊び」のコツとその効果を具体的な事例とともに、惜しみなく解説してくれています。
•人生を楽しみたい人
•毎日に退屈を感じている人
•幸せを手に入れたい人
そんな方々にぜひ読んでいただきたい一冊となっております。
それでは早速、書籍の内容に切り込んでいきましょう。
書籍の内容
個人的に重要だと思った部分のみを簡単に紹介していきます。
日本人よ、仕事ばかりしてないで、もっと遊んで楽しみたまえ
OECDの調査によると、日本は世界で1番労働時間が長い国なんだって。
そして有給休暇の取得率は世界19ヵ国中、最下位…(2019年、エクスペディア調べ)
なんだか悲しくなっちゃう結果です。
こんな結果になったのは、日本人の仕事に対する捉え方が背景にあります。
日本人は労働を神聖なものと考えており、日本神話に登場する神々が「仕事」を持っていたのです!
神さままでもが「仕事」をしているのだから、そりゃあ我々人間はもっと働かないといけないという考え方になってしまいますよね。
一方、欧米人が信仰するキリスト教はというと、「仕事」を罰として捉えているのです!
人類の祖であるアダムとイヴは、神から禁止されていた「禁断の果実」を食べてしまい、激怒した神から「労働」と「産みの苦しみ」という罰が与えられたのです。
欧米人と日本人はこんなにも「仕事」に対する捉え方が違うという衝撃的な事実。
我々も欧米人のように、楽しむことに積極的になって、バカンスに行こうよ。
楽しむことの効果
本書ではさまざまな効果が紹介されていますが、個人的に大事だと思った点を一つだけ記します。
それは、楽しむことで幸福物質であるドーパミンを分泌し、スーパーマンになれるということです!
ドーパミンが分泌されると、集中力、記憶力をアップし、物事を前向きに捉えることができるようになります。
ざっくり言うと、ドーパミンによって頭が良くなり、脳のパフォーマンスが飛躍的に高まるのです。
ドーパミンは、あなたをスーパマンにする魔法です。
精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑
楽しむことは、人生を成功に導くために必須。
大いに喜び、笑い、胸を躍らせ、楽しんでいきましょう!
遊びの効果を最大化させるコツ
それはズバリ、アウトプットすることです!
読書したら、その内容を少しでもいいので実践する。
映画を観たら、感想をSNSに投稿する。
そうしたアウトプットをしない限り、現実世界は変化しません。
アウトプットすることで、気づきや学びが自分の頭に記憶されます。
そしてアウトプットに対する周囲の反応から新しい気づきを得ることができ、自己成長につながるのです。
読書をすると、自己成長できる! 多くの人はそう思っているでしょうが、完全に間違いです。読書をするから自己成長するのではなく、「インプット→アウトプット→フィードバック」のサイクルを回すから自己成長するのです。100冊読書しても、その内容を誰にも話さず、何も書かず、普段の行動にまったく反映させないなら、自己成長するはずがないのです
精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑
はい。これはまさに僕のことですね。
本を読むことに満足して、アウトプットが全然できていませんでした。
そして本の内容を覚えておらず、行動も変わっていないので、僕は読書から何を得たのだろうと丁度考えていたところでした。
本質を突かれすぎて、10秒ほど固まってしまいました。
そこで思い切ってこのブログでアウトプットするに至ったのです。
あなたもインプットするだけでなく、積極的にアウトプットしていきましょう!
ゆとーりがうなったポイント
「マイナスを減らす」よりも「プラスを増やせ」
あなたの悩み、ストレスがすべて取り除かれたところで、あなたは幸せにはならないのです。「-10」(最悪)が「+10」(最高)には、なりません。「楽しい出来事」「うれしい出来事」があって、「楽しい」感覚が生まれ、「幸せ」という感情が湧き上がります。
精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑
この考え方にうなりました。
どうしても人はマイナス面に目がいきがちで、そのマイナス面をなくそうとあがいています。
そのマイナス面を打ち消すくらいのプラスの出来事を持ってこないと人生はプラスにならないんだなと。
マイナスを打ち消すのはかなり難しいし、苦しいものです。
一方でプラスを増やすことは楽しいし、簡単にできちゃう。
それならプラス面を増やすことに専念しよう。
もっともっとプラス面を見つけて、より幸せになろう。そう決意したゆとーりです。
今日1日を楽しめる人が、幸福な人である
「幸せな人生」を細分化していくと、必ず「今日、1日楽しかった」に行き着きます。私はこれを「幸せの微分」と呼んでいます。「今日、つらい」「今日、楽しいことがなかった」が、365日、10年、50年続いて、「幸せな人生」に行き着くことはないでしょう。つまり、今日を「楽しく」生きるか、「つらい、苦しい」で生きるかによって、あなたの人生の幸福度は決めるのです。
精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方/樺沢紫苑
本書のうなりポイントその②です。
今日、楽しかったの積み重ねが、人生楽しかったにつながる。
だから今日1日を楽しむことに全力を注ごう。
人はこの苦しみを抜け出した先には幸せが待っていると考え、つらいことを乗り越えようとしています。
仕事もそうですよね。
今は苦しいけど、老後は悠々自適に暮らせるんだからがんばろう。そう思って耐えている。
でも、本当にその老後はやってくるの?
そのとき、体は元気なの?
海外旅行に行けるの?
そう考えると人生で1番若い今、今日1日をいかに楽しく過ごすか、幸せに過ごすかを考えて行動したほうがいいよね。
先ではなく、今を楽しむ。
このことを心に刻んで生きていきたいと決意したゆとーりです。
ゆとーりの行動宣言
- 読書をしたら、ブログでアウトプットする
- 今、この瞬間を楽しめる工夫をする(せっかくならラーメン全部乗せを味わう)
- やったことないもの、食べたことないものなど新しいことに挑戦する(いつもと同じメニューを頼まない。演劇やライブを味わってみる)
まとめ
今日1日を楽しめ!人生のプラス面を増やすために遊べ!
人生を楽しむためのコツが全部のせの一冊でした。
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